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Aalto Recoded™ SPRING SUMMER 24: RE/SOUL
Aalto International(アアルト・インターナショナル)のデザイナー兼クリエイティブ ディレクターである Tuomas Merikoski(トゥオマス・メリコスキ)は、Fahsion in Helsinki イベントでの Aalto Recoded™️ コレクションショーにカレワラを招待しました。 トゥオマス・メリコスキは以前フランスでルイ・ヴィトンやジバンシィのデザイナーとして活躍した経歴をもちます。
Aalto Recoded™️ コレクションでは、使用済みの素材のみから作られた服には文字通り「社会的責任」がコード化されており、服についたラベルを読み取ることで産地や素材情報が提供されるという画期的な取り組みがされています。今回、カレワラのアイコニックなジュエリーたちが、大胆なスタイルでAaltoコレクションの一部として組み込まれました。 Aaltoとカレワラは、革新的なテクノロジーと持続可能な生産を組み合わせるというクラフトマンシップの価値観を共有しています。 カレワラのジュエリーの製造に使用される金属のリサイクル率は高く、ゴールドは 100%、シルバーは 99% 以上です。
Planetaariset laaksot、Cataract、Darinan koru、Gelo、Paio、Gondan naamio、Vetovoima、などの現コレクションにあるジュエリーや、アーカイブに保存されている貴重なジュエリーがFahsion in Helsinkiのショーで着用され、また、ショールームで展示されています。また、パリの国際的バイヤーたちにもトゥオマス・メリコスキのコレクションとともに紹介されました。
Aalto Recoded™️コレクションとは何か。その答えはFashion in Helsinkiのショーで見つけることができます。世界のファッション産業は年間 800 億から 1,500 億着の衣類を生産しており、毎秒ゴミ収集車 1 台分の衣類が捨てられています。環境にとって壊滅的な問題であるこの廃棄物問題は、大胆な新しいアイデアをもたらしました。
Aaltoは、Recoded™️ コレクションで従来の方式から一歩踏み出し、古いものから新しいユニークなデザインを生み出すことを試みています。 Aalto Recoded™️ のコレクションは、追跡可能なファッションをつくることに取り組んでおり、それは厳選された古着を現代のデザインにアップデートし、着る人のストーリーを豊かにする試みでもあります。
Aalto Recoded™️ は、古着素材を再利用してファッションを創造するというメリコスキの使命と革新的なアートを組み合わせた24 年春夏コレクション re/soul 。衣服と身体の間の対話を具体化しており、アールデコ時代からの解放を反映した工業用ワークウェアに、興味をそそるクリシェを取り入れることで、女性らしさと男性らしさの間の紙一重ともいえる壁を打ち破ります。オーバーサイズの形と、新しいスリムな形や長さがミックスされ、よりラフでありながら非常にエレガントな天然麻が仕立てに取り入れらています。また、 Aaltoの象徴的なフロントプリーツパンツ、ソフトショルダーのテーラージャケット、アールデコ調のコーンドレスと帽子もリメイクされています。
Aaltoはパリに拠点をおくフィンランド発祥のブランドです。デザイナーの Tuomas Merikoski により、フィンランドの若者の実直なエッセンスとフランスの洗練さが組み合わされています。