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Nolla
フィンランド製のバイオマテリアルを使用した「Nolla」ジュエリーシリーズ
カレワラは、フィンランド国内のバイオマテリアルのイノベーションから作られた「Nolla(ノッラ)」ジュエリーシリーズを発売することで、よりサステナブルなデザインへの新たなステップを踏み出しました。「Nolla」とはフィンランド語で「ゼロ」という意味。新しいジュエリーは、バイオマテリアルを開発・製造するフィンランドの企業BrightPlusとの共同で製作されました。デザインは、カレワラの金細工職人でありデザイナーでもあるTaru Harmaala Chaloff(タル・ハルマーラ・シャロフ)です。
このコレクションには色が異なる3種類のピアスが含まれており、ローンチ時には数量限定で製作・販売されます。3つの色も自然に由来するもので、ブラックは煤(すす)、ブルーはホソバタイセイの花、グリーンは金属酸化物から抽出されたものです。
「カレワラでは、新しいサステナブルなソリューション、材料、方法を常に探求しながら製品を開発しています。現在、バイオベースの材料の可能性をテストしています」とカレワラのクリエイティブディレクター、Aino Ahlnäs(アイノ・アールネース)はコメントしています。
「Nolla」シリーズのインスピレーション:自然の変化
全てのカレワラの製品と同様に、「Nolla」ジュエリーシリーズはフィンランドのヘルシンキにあるカレワラの工房で手作業で製作されています。今までにもいくつかのカレワラのコレクションをデザインしてきた金細工職人でありデザイナーでもあるタル・ハルマーラ・シャロフが本シリーズのデザインを務めました。
「"Nolla"ジュエリーシリーズのインスピレーションは、フィンランドの絶滅危惧の花、その中でも、花のラインと重なりが美しいLehtoängelmä(カラマツソウ属の植物)から来ています。わたしは自然の変化についてよく考えます。どれだけが消え、代わりに何がその場所に来るのか。そして消えたものは、その置き換えられたものに反映されるのか、と。このジュエリーシリーズで新しいバイオマテリアルを試すことは自然な流れであり、また同時にわくわくするものでした。」とタル・ハルマーラ・シャロフはコメントしています。
カレワラは長年にわたって循環経済に多くの投資を行ってきました。ジュエリーの製造に関してやジュエリーのメンテナンスはもちろん、「プレラブド」というセカンドハンドのカレワラジュエリーを修理・メンテナンスしたのちに再販する取り組みも行っています。カレワラのサステナブルへの取り組みについて詳しくは、こちらをお読みください。
Nollaジュエリー シリーズは、カレワラオンライン ストアで購入可能です。